需要が伸びているGo言語エンジニアを目指す

Go言語エンジニアの年収事情

Go言語エンジニアを目指すにあたって気になるのが年収です。ある企業が調査したところ、Go言語エンジニアの平均年収は約600万円であることが分かりました。最大では約1,600万円となっており、これは他のプログラミング言語と比べても高水準です。Go言語エンジニアの年収が高い理由は、需要が伸びている一方で扱えるエンジニアの数が少ないことです。そのため、Go言語を習得しているエンジニアにとっては格好のチャンスといえます。
なお、上記で述べたのは正社員の場合です。正社員ではなく、フリーランスで活動する場合はさらなる高収入を実現できるかもしれません。フリーランスの場合、1つの案件の平均単価は約80万円です。年収（1ヶ月につき1案件）に換算すると約960万円なので、平均年収が約600万円の正社員よりも収入は多くなります。案件の規模や内容によっては、それよりも高くなるでしょう。実績や経験次第ではかなりの高収入が期待できます。ただし、フリーランスは案件数が少ないことを覚えておきましょう。現在主流のプログラミング言語に比べるとシェア率は低いので、Go言語の案件だけを継続的に受注するのは難しい状況です。とはいえ、他のプログラミング言語を習得しているのであればGo言語の習得コストは低く抑えられます。すでにフリーランスとして活動しているエンジニアは、今あるスキルに加え、Go言語を習得して活躍の場を広げるイメージでいいでしょう。
また、中には週2～3日から参画できる案件もあります。本業の妨げにならない程度に、副業として新しいスキルを活かしたい人にもGo言語はおすすめです。

求められている人材

Go言語は習得しやすいプログラミング言語です。シンプルな構文であらかじめルールが決められているので、理解を深めやすいでしょう。ただし、コンパイルがやや面倒で情報が少ないといったデメリットもあります。「簡単にプログラミング言語を習得したい」というよりは、「今後のトレンドに対応するためにスキルを磨きたい」と考えているエンジニアに向いています。なお、Go言語エンジニアの中でも特に需要が伸びているのは、Webサーバ開発ができる人材です。大規模システムの開発に携わる場合は多くの人と関わることになるため、柔軟なコミュニケーション能力も求められるでしょう。

まとめ

以上が、Go言語エンジニアを目指すにあたって知っておきくべき知識です。世界最大のIT企業であるGoogleが開発したプログラミング言語とあって、注目度は非常に高いです。エンジニアとしてのキャリアをさらに高めたい人はGo言語の習得がマストといえるでしょう。